+++音楽業界の屋台骨を支えている裏方にスポットを当てたバックステージインタビュー+++
■音楽業界でどのくらいお仕事されていますか?
足掛け10年くらいかな。業界デビューはUniversalだったよ
■そもそも、音楽業界を選んだ理由は?
音楽に対する愛情かな。10代の頃にDJをやっていたし、どんな形でも良いから音楽に携わる仕事をしたいって思ってたんだ
■現在の役職名を教えてください。
Major Key Entertainmentの共同経営者だよ
■仕事内容は?
基本的には、アーティストのためにスタジオをブッキングしたり、アルバム用のアートワークの確認、あとはツアーのアレンジかな。
■Major key Entertainmentからリリースしているアーティストを教えて下さい。
Heatmakerz、Razah、Mic Geronimo、Royal Flushを手掛けたよ。
■現在進行中のプロジェクトは?
HeatmakerzのRsonistのソロアルバム『Bronx Is Burning』がメインだね。
■Parrisにとって仕事で、大切なことを3つ上げるとしたら?
社交性、体力、組織力かな
■仕事上で、嬉しいこととつらいことを教えてください。
うちの会社で制作した楽曲がラジオから流れて来た瞬間は、本当に嬉しいね。エア・プレイされるってことは、スタジオ作業が実を結んだ証だからね。つらいことは、気難しいアーティストと仕事をするときかな。って、アーティストの95%は気難しいヤツらばっかりなんだけどね(笑)
■レーベル作業の一環として、新たに考えていることはありますか?
そうだなぁ。具体的に明言することはできないけど、クリエイティブなアイディアを形にしていくことは基本中の基本だし、音楽業界は変化が激しいから、常にアンテナを張って業界の現状を良くする一端を担えればと常に思ってるよ。
■最後に、音楽業界で仕事をしたいと思っている人へアドバイスをお願いします。
目標を決めて努力すること。あとは、人と違うことをするってことを恐れないことだね。個性的であることは素晴らしいコトだし、今、業界で求められているのは、”オリジナリティ”と”クオリティ”だよ。あ、そうそう言い忘れてたけど、人を雇うときにケチらないこと。実力のある人間を雇うのにお金がかかるのは当たり前のコト。そこをケチると”サル”と仕事することになるよ!
Interview & Text: sassyism