太田英基 “日本がヤバイではなく世界がオモシロイから僕らは動く” [2013年 いろは出版]
本書から特に響いた文面を一部抜粋させて頂くと『「必要なのはグローバル人材だ! 」とか「これからのビジネスは海外だ! 」とか幾度言われても、実際問題、僕ら若者の大半は動けていない。おそらく、本当に限界ギリギリのところまでいかないと皆、動き出さないと思う。どうして、僕らは頭で理解できていても、行動を起こそうとしないのだろう? どうして、僕らの心には響かないのだろう? やっぱり、僕らの心を突き動かすモノがあるとすれば「ヤバイ」「マズイ」「ドウシヨウ」という後ろ向きな感情ではなくて「オモシロソウ! 」「ヤッテミタイ! 」「タノシソウ! 」という前向きな感情なんだと思う。』という部分は、凄く的を得てると思いました。
内容も著者である立花岳志氏のフィリピン語学留学経験や世界一周から得た知識や実際に海外で働いている日本人へのインタビュー、行動を起こす為のプラン作りや留意点などが書かれている為、もし海外に出たいと思っている人がいればこの本は凄く役に立つ1冊だと思いました。同時にそれと読み終えると「やっぱり世界はオモシロイ、もっと色々な国で見聞を広げる旅に出たい」的な気持ちになると思います。