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高城 剛 “モノを捨てよ世界へ出よう” [2012年 宝島社]
なんと言っても寺山修二”書を捨てよ、町へ出よう (1967)”を彷彿させるタイトルがナイスサンプリングです。
本書は高城 剛さんの“「ひきこもり国家」日本 (2007)”“70円で飛行機に乗る方法 (2008)”の続編で海外に移り住むことのメリットなどが書かれているのですが、読み終えて日本に対する危機意識を考えたというより日本を離れ海外に生活の拠点を移す事で知識や見聞の広がりが自身の残りの人生をより一層豊かにしてくれるのではという期待感と生まれ育った街を離れ首都圏に生活を移した事で生まれ育った街の良さに改めて気が付いたように生活拠点を海外に移す事で広くは日本の良さを再確認出来るのではと感じさせてくれた1冊でした。

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寺山修二 “書を捨てよ、町へ出よう” on Amazon