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台湾政府内「國道新建工程局」職員として20年以上航空写真を撮り続けてきたチー・ポーリン監督による3年間の歳月をかけ空撮で台湾の自然の風景や人々が生活する街並みを映すと共に環境破壊の実態も浮き彫りにし問題提起もしている台湾のドキュメンタリー映画”天空からの招待状 (Beyond Beauty, TAIWAN FROM ABOVE)”。
このドキュメンタリー映画は、監督のチー・ポーリン氏は前職での政府の航空写真家として仕事をしていた際に、愛する台湾がどんどんと変質していく姿を目の当たりにして、危機感を覚え安定した生活を捨てこの映画を撮るために全人生をかける決心をし行動に移したのですが、空撮は予想以上に撮影資金がかかり金銭面での苦労が相当多かったようです。しかし最終的にはチー・ポーリン監督の熱意を汲んだ台湾の巨匠ホウ・シャオシェンが自ら製作総指揮を買って出て、3億3500万円以上もの製作費を集め完成に至り、2013年の台湾での公開時には、観客動員数100万人以上、口コミで話題が広まり3ヶ月半以上のロングランになり、最終的には興行収入7億円を記録し、ドキュメンタリー映画ながらも2013年の台湾興行収入で第3位にランクインするヒット作となったとの事。
日本でも昨年の2014年12月20日に一部地域で公開され、今後全国でも順次公開されていくようです!

more info: 天空からの招待状 – official website