私的な印象ですが、2002年に50 Cent”Wanksta”が出る以前から当時自分が付き合いのあったNYのアーティストや音楽関係者がこぞって「これからは50 Centに注目」的なワードを口にしていた印象があって、Dr.DreやEminemが力を入れるアーティストだから必然的にInterscopeの重要アーティストとして予算を掛けて売り込むからなのか?Columbiaでのリリース基盤やDJ Whoo KidやSha Money XLによるストリートアルバムをはじめとするストリートプロモーションの成果なのか?50 Centのバックボーンがドラマがあるからなのか?とか色々想像していていつつも、ストリートシングルとして”Wanksta”が出た位からのメディアの騒ぎようやアルバムの”Get Rich or Die Tryin’”のセールスやその後の50 Centの立ち位置とかがモノ凄い事になったのを振り返ると、「色々な事が良いタイミングで重なったというよりは、口コミから始まり実は全て緻密な計算の元の予定調和じゃないのかな」と考えるようになりUSのプロモーションに凄く興味を持ったのをこの映像を見ながら思い出しました。
ちなみに、Beats by DreもDr.DreブランドとしてHipHopの人だけで終わらず、Interscope所属の様々なアーティストがミュージック・ビデオで着用したりする事で露出がかなりあったり、他レーベルのアーティストやセレブ、プロスポーツ選手の着用露出もよく見るようになって、Dr.Dreの音楽を聴いた事も無い人でも知るようになり、気が付いたらAppleに買収、Dreは他のHipHopアーティストを大差を空けてのビリオネア。。。こういう流れを作るってホント凄い!どこまで予想していたのかかなり気になります。
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note: A&R (Artists & Repertoire) – StaffBlog
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